イベント「不忍ノ心(しのばずのこころ)」考察メモ
ドーモ。シャーレセンセイ=サン。帰宅部員です。
今日の記事は4/27に開催された新イベント「不忍ノ心」に関する考察・・・みたいなモノです。
ストーリーがシンプルだったため、今回はストーリーよりも登場勢力とキャラに焦点を当てました。しかし百鬼夜行イベントのはずが、半分くらいパンデモの話題に・・・。
イベントストーリーは勿論、絆ストーリーなどのネタバレもありますのでご注意をば。
イベントストーリーあらすじ
ある日突然シャーレの元に忍術研究部が訪れ、先生に部活の認可に関する推薦書を書いてほしいと願い出る。
忍術研究部とほぼ同時刻に、陰陽部のカホがシャーレを訪れ、先生は陰陽部の屋敷へ連れて行かれる。
陰陽部からは、一週間後に開かれる百鬼夜行とゲヘナの交流会を無事成功に導くために協力してほしいと依頼を受ける。
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先生は陰陽部に協力する代わりに、交流会が無事に終えられたら忍術研究部を正式な部活にして欲しいと取引をする。
部活の認可には正式な手続きが必要と言うカホに対し、部長のニヤは提案された条件を呑み、取引は成立。
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交流会当日、公演スタッフとして集まった忍術研究部と先生は準備を進める。
一方、ニヤは百鬼夜行を訪れた万魔殿のマコトに、より催しを良くする為に公演「和楽姫」の姫役をイブキに交代できないかと交渉する。
危険すぎるとイロハは反対するが、マコトは強行することに。
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姫役のイブキが到着するが、突然舞台の照明が落ちて真っ暗に。イブキが泣き出して騒ぎになる前に、ミチルは忍者グッズ(ニンペロさん)をイブキに預け、何があっても絶対助けに行くという約束をする。
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舞台の照明が戻り、イブキが出発した途端に、百鬼夜行のならず者集団「魑魅一座」の一派「気まぐれ流」が元々予定していた姫攫い役の代わりにイブキを攫ってしまう。
一連の出来事をイロハに目撃されてしまい、一巻の終わりだと絶望する忍術研究部だったが、誘拐の件が万魔殿の上層部にバレて外交問題に発展する方が面倒だと言うイロハは、自分たちだけでイブキを取り返そうと行動を共にする事になる。
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ニヤは、誘拐も筋書き通りであると世間に見せ、先生が動きやすくするために飛行船から追走劇の実況を開始する。
忍術研究部は立ちはだかる第一、第二、第三の関門(という名のアトラクション)をクリアし、ついに第四関門のトリックハウスにたどり着く。
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トリックハウスをクリアした頃に、一行の前に陰陽部のカホが訪れ、公演は中止とし、後は百花繚乱と陰陽部が片付けると告げられる。
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ミチルはイブキが攫われた時点で陰陽部に報告すべきと分かっていながらも、この機会を利用して忍術研究部の実力をアピールする魂胆だった事を他の部員に打ち明ける。
ミチルは諦めそうになるが、イズナとツクヨに励まされ、イブキとの約束を思い出す。
ちょうど同じ頃に、トリックハウスで迷子になっていたイロハがカエデを乗せた戦車で壁をぶち抜いて登場する。再び合流した一同は、イブキ奪還のために追走劇を再開する。
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計画が崩れた魑魅一座は、プランを変えて陰陽部を直接襲撃する。
陰陽部の屋敷に到着したミチルと先生は、後から追いついたイズナ、ツクヨと協力して人質のイブキを助ける事に成功。
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一件落着し、表向きには何事も無く公演が終了したものとして処理される。
万魔殿は戦車に乗ってゲヘナに帰還。忍術研究部は先日の事件により8桁に上る損害額の負担を陰陽部から押し付けられ、シャーレへ逃げ込む。ミチルは先生に迷惑を掛けた事について謝罪し、正式な部活になるにはもう少し気持ちの整理をしたいと伝える。
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後日、先生は映画村にてニヤと再会する。一連の出来事はニヤが裏で糸を引いており、シャーレの実力をこの目で見てみたかったという目的を聞き出した後、ニヤに説教をして物語は終わる。
登場勢力とキャラ考察
忍術研究部
非公式な部活。
部長は3年生のミチル、部員はイズナ、ツクヨ。
キヴォトスでは忍者はフィクションの存在らしく、忍者を本気で信じる者は奇異の目に晒されたり、笑われたりする。
それでも忍者に憧れて本気で修行をしたり、動画や同人誌を通じて忍者の良さを世間にアピールしたりする熱狂的な忍者スキーこそが忍術研究部。
対策委員会でも触れられているが、キヴォトスの学園における部活は所属学園の生徒会が認可すれば正式な部活となる。
認可の方式は学園によってそれぞれ異なると思われる。百鬼夜行の生徒会「陰陽部」では正式な手続きの場合、実績証明書1枚+他の部活からの保証書3枚の提出が必要。
シャーレの権限を使えばアビドスの対策委員会のように正式な部活とすることも可能。
トリニティの自警団、アビドスの対策委員会(現在は正式な部活)も非公式な部活。ゲヘナは生徒会の認可以前に、校則に反する違法な部活が乱立している。
- ミチル
「桜花爛漫お祭り騒ぎ!」のイズナ的なポジション、本イベントの主役。
なんと配布★1として貰える。しかも結構強い。
キヴォトス中に忍者の良さを広めるために日々頑張るユーチューバー系忍者。
行動力に溢れるが、一度動き始めると周りが見えなくなる事が多い。自信満々に見えて案外小心者なところもあり、それでいて責任感が強く、一人で抱え込みやすい性格。
ストーリーでも途中で事態の重さに気づき、自分が交流会をチャンスだと思って皆を巻き込んでなければ・・・と負の思考に陥り精神的に追い詰められていたが、先生のフォローや仲間の諦めない姿に励まされて何とか立ち直る。
色仕掛の術のことを投げキッスだと思っており、先輩のはずが他の二人よりも幼く見える事がある。今後も暖かく見守ってあげよう。
シズコに負けず劣らず特徴的なボイスが癖になる先生が続出中。独特なイントネーションと全体的なふにゃふにゃ感がたまらない。
陰陽部
「上には立たん」とは言いつつも、実質百鬼夜行の生徒会のような組織。活動内容は主に公演、広報やアイドル業。
百鬼夜行で問題が起きたら相談すべき組織だが、腰が重いことで有名で、シズコも部室に近づくだけで胃が痛くなるほど。実際の問題解決は百花繚乱が担う事が多いらしい。
陰陽部の活動内容や百鬼夜行での立ち位置は、ニヤとカホがわかりやすく説明してくれる。
部員3人が鬼、狐、鬼と来て、モチーフは中世の三大妖怪(大嶽丸、玉藻前、酒呑童子)と思われる。
- ニヤ
陰陽部部長、百鬼夜行の実質生徒会長。
早くもカヤに続いて二人目の糸目生徒が登場。もう見るからに怪しい。実際今回の事件の黒幕だったし、見た目通り胡散臭さ満載のお偉方。
他の生徒からの評判は「全部知ってます」みたいな態度、話すだけで魂を抜かれる、陰険部長等。
角が片方だけ折れている。
自分にとって「面白い」か「困る」かで物事を判断し、一歩間違えれば百鬼夜行が滅びかねない爆弾(=ゲヘナ生徒会)を計画に組み込むなど、リスクジャンキーの気がある。
名前が全く隠せてないが別の顔としての「ニヤニヤ教授」は犯罪界のマスターと呼ばれ、クロノスですら正体を掴めていない有名人。もはや真っ黒。
名前はシャーロック・ホームズのライバル「モリアーティ教授」のオマージュか。
どうしてこう、キヴォトスのトップは悉く犯罪に関わってしまうのか・・・。
イベントでは全て目論見通りに進んで一人勝ち・・・とは行かず、流石においたが過ぎたのか、先生から長めの説教を食らう。
最後の最後で開眼。黄色の瞳。
モチーフは日本最強格の鬼神「大嶽丸」とされる。苗字「天地(あまち)」は、御伽草子『田村の草子』にて、大嶽丸が正体を現した際に天地を震わせたという伝承から?
- カホ
陰陽部副部長。
誉高きアル顔の新メンバーだとは誰が想像しただろうか。金目+巨乳+高身長の美人にはご用心。
ポンコツでは無いが、予想外な事が起こると例の顔になる。ニヤに振り回されがちな苦労人。
飄々とした態度のニヤとは対照的に真面目な性格。同じ陰陽部所属のチセのファンだが、本人にも隠れファンが多くいるとのこと。
モチーフは玉藻前、つまり九尾の狐の化身。ちなみに、ミスリードでなければワカモのモチーフはそのまま「若藻」と思われ、こちらも九尾の狐が化けた少女の名前。
- チセ
チセ様。百鬼夜行で大人気のアイドル的存在。
交流会で行われる公演「和楽姫」の姫役のはずだったが、ニヤの計画でイブキに役を譲ることに。
くーらーえー。
百花繚乱紛争調停委員会
通称「百花繚乱」。
百鬼夜行において問題が起こった際の相談先の一つ(もう一つは陰陽部)で、トリニティの正義実現委員会やゲヘナの風紀委員会と同様の役割を持つ治安維持組織と思われる。ネームドは未登場。
2ndPVに出てくるキセル吹きの狐っ子は消去法でこっちのトップか。
どの学園の治安部隊も高い戦闘力を持つことから、「厄災の狐」と呼ばれるワカモは元百花繚乱の精鋭なのかも?
お祭り運営委員会
第一の関門を担当。
フィーナは元トリニティの生徒だが、百鬼夜行にゲヘナ生が遊びに来ている事に関してはどう思っているのか気になるところ。
修行部
ツバキ、ミモリ、カエデがそれぞれ第二、第三、第四の関門を担当。
ツバキ、ミモリは持ち前の特技(狸寝入り、読心術)を活かして忍術研究部の前に立ちはだかる。カエデはかわいい。
万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)
ゲヘナ生徒会。
エデン条約編ではアリウスと結託し、風紀委員会とトリニティを抹殺しようと暗躍するも失敗、各種ストーリーでは基本的に風紀委員会への妨害しかしておらず、お世辞にも先生方からの評判は良くない。
議長に権力の大部分が集中しており、トップダウンの色が強く、議員たちは文句を言いつつも命令に従わざるを得ない様子である。
交流会をメチャクチャにして学園間抗争の火種を撒き散らすかと思いきや、今回は観光しに来ただけだった。というか今回はゲヘナ側が奇跡のように大人しかったので、翌日のキヴォトスは槍でも降ってくるのかと思ってしまう程。
交流会への参加に快諾したとのことだが、百鬼夜行と友好的関係を築きたいとかいずれ支配下に置きたいとか、外交上の目的があったかはわからない。マコト様に思惑なんかあるわけ・・・。
角の生えた種族同士(鬼と悪魔)ということで案外お互いにシンパシーを感じているのかも?
- マコト
万魔殿の議長にしてゲヘナの生徒会長。
ヒナやアコ、身内ですら制御不能な問題児。
イベントPVでは初登場の表情差分のお披露目があったが、本編では使われず。
イブキに何かあったら暴走するらしく、ミチルの聞いた噂では「ヤバい人」。
権力や金に目が無く、案外すぐに人を信用してしまうため、頻繁に騙されているようだ。
Win-Winの結果だから良かったものの、今回もシャーレの力量を図るためのニヤの計画に利用されていたと言える。(ぶっちゃけニヤの目的達成の為なら別にゲヘナ以外の学園でも良く、ゲヘナが招待された理由が他のトップに比べて操りやすいから、と言われても納得できてしまうのが悲しいところ)
イロハの絆ストーリーでは、シャーレを味方につけ、いずれキヴォトスを制圧するのが目的な事がわかる。イロハもキヴォトス制圧に関しては特にツッコミを入れていないあたり、万魔殿としての共通の目的(?)なのかも。だとしたら尚更キヴォトス最強と言われる風紀委員会を味方につけたほうが・・・。
それにしてもセリフと笑い方が相変わらずアホっぽい。頼むから今後もじっとしててくれ。本音を言うとクリスマスイベントやゲヘナ編メインで大暴れしてほしい。
デビルスターや赤い逆十字のような形状のヘイロー、パンデモニウムの主である事からモチーフはストレートにルシファー(または同一視される事の多いサタン)、或いはその名前や強欲さからマモンか。
※名前の一部または全部がモチーフと一致するケースがそれなりにある。例)ホシノ、アリス、ミカ、アズサ、チェリノ、シュン、アコなど
- イブキ
万魔殿のマスコット的存在。
実際のところ、万魔殿はイブキを中心に纏まっていると言ってもあながち間違いではなく、イブキに何かあったらマコトやサツキが黙っておらず、イロハでさえ普段の冷静さを置きざりにするほど。
具体的にどうなるかは不明だが、今後おそらく回収される伏線。
現時点だとトリニティのティーパーティーよりもある意味纏まりのある感じなのが・・・。
ちなみにミチルからニンペロさんを預かった時に「変なの」「(翼を)引っ張っても良い?」という反応をするが、恐らくペロロの羽がトリニティの天使っぽい生徒の翼に似ているからだと思われる。
明確な嫌悪感を表した訳では無いが、ゲヘナ生はトリニティに対する敵対心を一種の本能として普遍的に持っているのかもしれない。(逆も然り)
ここ悪魔の契約みたいでヒヤヒヤ。約束守れて良かったね・・・。
作品が違えば契約に反した瞬間に親指の爪から持っていかれそう。
- イブキについて少し考察
魑魅一座に攫われている最中は楽しんでいたとすら思え、ゲヘナ生徒らしい側面を持つイブキだが、万魔殿のメンバーが口を揃えて「イブキを泣かせたら許さない」と言う程の起爆装置である。
その割にはすぐ泣いてしまうので、イロハや万魔殿の部下たちの心労は察するに余りある。
イブキが泣き出してしまった状況を振り返ってみると以下の通りとなる。
・暗いところに置かれる
・自分が原因だと自覚する/そう指摘されたと本人が感じる
・転ぶ(=痛みを感じる) ※風紀委員会サブストーリー
特に過去に何もなくても単純な幼さから恐怖や痛みに耐えられず泣いたと言えなくも無いが、ここまで万魔殿が過保護になる理由があるとしたら、過去に監禁、虐待などを経験したトラウマでPTSDを発症しており、似たような状況がトリガーとなっている説を唱えたい。
高校生と言うには不相応なくらい心身が幼いのも、過去に何かあってマコトたちに拾われ、経歴を捏造の上編入させられた可能性がある。
外套の下の服がどう見ても小学生・・・。何ならチェリノよりも幼く見える。
さらに余談だが、万魔殿の議員にも階級があり、階級によって制服が異なると思われる。
イブキが身につけている軍帽の模様や外套のデザインは、どちらかと言うと上官のもの。イロハと黒髪の子はシンプルな模様の帽子と普通のゲヘナ制服風ジャケットを羽織っている。
マコトのお下がりを着ているだけの可能性もあるが・・・。
- イロハ
万魔殿の議員にして戦車長。2年生だが偉い人。
キヴォトス名物胃痛中間管理職。
「憧れのゲヘナ生ランキング2年生編」の300位圏を死守しているらしいが、本人にとって現状の評価は恥とのこと。
かなり頭の回る生徒で、絆ストーリーでは大人の先生を相手に自分のペースに持ち込み、篭絡してしまう。普段は器用に仕事をサボって息抜きをしている。
面倒になった途端、周囲の被害を顧みず戦車を派手にぶっ飛ばしたり、トリニティのやり方を嫌い、本心を隠さない直接的な交渉術を好んだり、基本的にマイペースかつ自由奔放なところは正にゲヘナ生そのもの。
- サツキ(推定)
サツキさん・・・好きだ・・・・・・。
推定ピンク髪の3年生で、議長の次に偉い人と思われる。
胸にネクタイを挟んでいる。
イブキが誘拐された事を知られたらマズイ先輩としてイロハに認識されており、イブキが泣きそうになった時に名前を呼ばなかった事から、呼ばれた二人に比べるとイブキとは距離感がある様子。
もしかすると身内にすら恐れられる厳しい人なのかも。
- 余談
2ndPVのカットが本編で登場した際に若干の調整が入っている事があるが、クロノスの中継で万魔殿の人が映るシーンも実は本編では変更されている。
よく見ると目の上側のハイライトが消えており、全体的に悪そうな雰囲気が強まったように感じる。踏んでほしい。
美食研究会&給食部
もはや一緒じゃない事のほうが少ない2つの部活。フウカからしたら運命共同体なんて願い下げだろう・・・。
トリックハウスのシーンで一瞬だけ登場する。一言もセリフはないが、給食部は謎の爆発に巻き込まれ、美食は和室で何か議論して楽しんでいたようだ。
まとめ
今回はこの辺で。
ストーリーの終盤で伏線が回収されたため、考察する内容もそこまで多くありませんでした。
PV初見時は一体どんな大ごとになるのかと。ゲヘナが絡んで問題が発生しない確率が奇跡みたいなもので、先生が万が一やらかした場合は百花繚乱や陰陽部が命がけで何とか事態を丸く納める想定だったと思いますが・・・。
交流会は異なる学園の生徒同士の接点を作れる舞台ですし、今後も別の組み合わせで登場するかもしれないですね。個人的に山海経×トリニティとか見たすぎるなあ。
- おまけ
イロハ引けました。
今のところ実装済みT.S.の中では一番強い印象(ヒフタン以外のTSは人から借りて2,3回触った程度ですが・・・)。スキルはシンプルな範囲ダメージと攻撃アップで無駄がなく、HGにしては攻撃力も高め。
一旦★4で運用してますが、3タンク編成で対抗戦で活躍してくれて嬉しい。10位代タッチできたのが初めてなので、折角なのでこの機会に1位も狙ってみようかな・・・。