メインストーリーVol.4「カルバノグの兎」編 第1章前半まとめ
キヴォトスの先生がた、こんにちは。
ここ最近、花粉症で毎日スリップダメージを受け続けている帰宅部員です。
3/23には、エデン条約編3章後半が追加された1/12以来、久方ぶりにメインストーリーの更新がありましたね。
今回はメインストーリーVol.4「カルバノグの兎」編1章前半のまとめをしていきます。おまけ程度の考察もあります。
毎度ながらネタバレがありますのでご留意ください。
登場人物と組織の紹介
【SRT特殊学園】
連邦生徒会「防衛室」の管轄からも外れ、連邦生徒会長の指示により動く。行動範囲に制限が無く、キヴォトス全域のあらゆる犯罪に対応することが可能。
生徒たちは厳しい選抜試験を通過したエリート揃いで、装備もキヴォトス最高レベルの最新鋭のものばかり。
・RABBIT小隊
SRTの1年生チーム。
ミヤコは連邦生徒会から小隊長を任命されていた。コードネームは左からRABBIT1,2,3,4。
・FOX小隊
回想のみ登場。SRTの3年生チーム。連邦生徒会長が失踪する前はワカモを逮捕するなど数々の功績を上げた。
・2年生チームについては不明。
【連邦生徒会】
・「統括室」
失踪した連邦生徒会長に代わる行政官。
(失踪中)連邦生徒会長
いなくなってから連邦生徒会が機能不全に陥る。引き継ぎもなかったからね……しょうがないね。
・行政委員会
「防衛室」
キヴォトスの安全保障まわりを担当する組織。ヴァルキューレはここの傘下にある学校。怪しい~~。
「調停室」
「財務室」
代表不明。
・連邦捜査局シャーレ
先生が所属する超法規的機関。連邦生徒会長が設立した。
・連邦矯正局
ワカモなどが収容されていた。連邦生徒会長失踪の混乱が起きた時、どさくさに紛れて逃げ出した生徒は七囚人と呼ばれている。
【ヴァルキューレ警察学校】
連邦生徒会の「防衛室」の指示で動く。各学園の自治区外であるD.U.など、連邦生徒会の行政区において治安維持を担当する学校。
しかし、連邦生徒会の行政区で発生した事件とは言え、犯人が他の学園と結託するなどして複数の自治区を跨いだ場合は介入出来なくなってしまう。
財政状況が厳しく、装備のレベルも士気も低め。
・公安局
重犯罪やテロ対応に特化した組織。
・警備局
ネームドキャラは未登場。
・生活安全局
カンナによると平和ボケした非戦闘員とのこと。
(一応他にも交通局や通信安全局などの部活があるが、詳細不明)
Vol.4 第1章前半あらすじ
リンからの呼び出し
連邦生徒会へ提出済みの書類に不備があり、呼び出しをくらう先生。
「今後の連邦生徒会の新たな……」については現時点では不明。
アロナァァァァ!!!生きとったんかワレェェェェ!!!!(歓喜)
エデン条約編にて古聖堂の爆破から先生を守った時はエネルギー(?)を使い果たして一時的にシャットダウンしていた模様。
シャーレの活動について。賛否両論だった最初の頃に比べて評判は良くなっているようだ。
連邦生徒会にも公文書に関する規程がある。
RABBIT小隊による反抗デモ開始
書類の修正を行っていると、突如アユムからSRT特殊学園の一部生徒がデモを始めたとの報告が入る。事前に用意していた部隊では対応が難しくなったらしい。
ちなみに、SRT特殊学園の閉鎖が記者会見にて触れられたのはエデン条約調印式当日。※記者会見自体は録画されたもの
先生は分身できないはずなので、Vol.4はエデン条約より時系列は後か。というか、ブルアカのイベントやメインストーリーは殆ど登場順に時間が進んでいる気がする。
SRT特殊学園について。
ヴァルキューレ警備局壊滅
暫くしてアユムから2度目の報告。SRTのデモに対応するため投入されたヴァルキューレ警察学校の警備局が逆に制圧されてしまったとのこと。
リンの指示で代わりに「対テロ業務」に特化した公安局が投入される。防衛室の方とは後述のカヤ。
ヴァルキューレ公安局壊滅
即落ち2コマじゃねえか!! アユムから3度目の報告。
公安局でもダメだった模様。SRTはたったの4人の戦力だが、装備や士気に圧倒的な差があったようだ。
さすがに痺れを切らしたリンは、アユムの提案を受け入れシャーレの介入を許可。
デモ対応にシャーレ介入
公安局 VS RABBIT小隊の現場に到着。マスコミ(クロノス報道部)によりヴァルキューレの惨状が全キヴォトスに報道されてしまう。
ヴァルキューレは防衛室の管轄にあるが、一時的にシャーレが指揮を執ることに。
公安局長のカンナ。ヴァルキューレの「狂犬」の二つ名を持つ生徒さんだが、びっくりするほどマトモな子。ジェネリックマコトちゃんとか思ってごめんね。
キヴォトスの中間管理職は胃が痛い。
残った人員が生活安全局(キリノ、フブキ)しかいない状況を鑑みて、各自治体の治安維持組織を呼ぼうとする。ここの筆頭がゲヘナ風紀委員会なのが面白い。
しかし、先生はこのままの人員で何とかなると主張。
幸いにもSRTはクロノスのドローン破壊の余興として弾薬を使い果しており、フブキの心理戦が成功したこと、キリノの弾丸が運良く命中したことが重なり、あっさりとSRTを制圧してしまう。
ここぞという時に活躍するフブキ、キリノ、カッコいい。
捕まったRABBIT小隊たちから辛辣な言葉を投げつけられる先生。まあ当然だよね……。
過去に大人と何かあったのだろうか。
余談だがキヴォトスにおいて「大人」という単語が一般的なら、先生以外にも大人と呼べるような存在が居るはず。
ゲマトリアのような「大人」が先生に比べてどれ程長くキヴォトスに存在していたかは不明。ホシノによると黒服は最近現れたとか。
「大人」たち
・シャーレの先生
・新旧ゲマトリア
・カイザーPMC理事やマーケットガードなどのオートマタ
・柴大将やニャン天丸などの人語を喋る二足歩行の動物
RABBIT小隊の取り調べ
カンナ、キリノ、フブキ、先生が1人ずつ担当し、それぞれの動機を聞き出す。
サキ
誇りを持って厳格な規則の下で生活をしたいサキ。
ドローン破壊の際に弾薬を使い果たした事について。
モエ
かなりの危険人物。SRT所属にも関わらず市民の安全はどうでも良いとのこと。もしかすると、ゲヘナに転校したほうが……?
ミユ
人から忘れられたくないけど、人には会いたくないという矛盾した性格のミユちゃん。
ミユの想像する拷問。前者はスズミの常套手段、後者はバニーチェイサーにてカリンがオデュッセイア生に対して行った拷問。
ミヤコ
ミヤコにとっての「正義」。しかしSRTは連邦生徒会長直属の組織であり、言ってしまえば私兵のようなものだが果たして……。
Vol.4を通じてミヤコ自身が本当に正しいと思う正義を見つけることができるのか、見守りたいところ。
RABBIT小隊の今後の処分について
本来なら一定期間の拘束の後、ヴァルキューレに編入させる予定だったが連邦生徒会に引き渡すことに。最悪の場合だと一生社会に復帰できない可能性があった。
めっちゃ怪しい人来たあああああ。怪しい、怪しい~~~~。
公安局のオフィスに防衛室のトップが突然訪問してくる事態。
丁寧に連邦生徒会の組織構成と、連邦生徒会長が失踪した後のSRTが閉鎖に至るまでの経緯を教えてくれる。
連邦生徒会長失踪後のSRTは文字通り危険な火薬庫で、手に余る存在。SRTの存続については連邦生徒会内でも意見が別れていた様子。
エデン条約編の記者会見でも取り上げられた事件。もしかすると一番右の片腕を怪我している子はこの時襲撃を受けたのかも?
カヤと先生の交渉
カヤはSRTをヴァルキューレに統合することで自分の支配下に置きたい様子。
もしかするとFOX小隊の襲撃もカヤのマッチポンプかもしれない。
先生の返答。
この反応である。
一応正式に防衛室からシャーレにSRTの処分を任せてもらえる事に。
公園生活再開
尋問が終わり、待機中のRABBIT小隊の4人は今後の処分についてあれこれ想像する。
最悪の場合を想像するモエ。対策委員会編でアビドス砂漠の地下で行われるはずだったホシノの実験、あるいは過去にゲマトリアが「生きている生徒」以外へ「恐怖」を付与した実験が噂になっているようだ。キヴォトスの闇は深い。
4人へ釈放を言い渡した後、シャーレに来ないかと提案するも断られる。
音瀬~~~~~~~!
相談の結果、デモを行っていた小ウサギ公園でキャンプという名の公園生活を続けることに。
兎たちの食糧問題
公園生活を再開するも、まず食料問題に直面していたRABBIT小隊の4人。
ここ数日の間、何も食べておらず水しか飲んでいない状態だった。
RABBIT小隊の子たちが心配になり公園を訪れる先生。キヴォトスは危険がいっぱい!
SRT特殊学園の閉鎖と共に口座も停止されてしまい、一文無しの状況。
余談だが、便利屋68のアル社長は指名手配されて口座が凍結されてしまっている。
拷問に関する訓練もある。所々にキヴォトスでも上位のエリートらしい所が見え隠れするのが良い。
先生がカップ麺を美味しそうに食べる様子を見て耐えられなくなった4人。エリートとは言え本能には逆らえなかった。
しかし先生から施しを受けるという事に対し彼女らのプライドが許さず、妥協案としてシャーレオフィス1階にあるコンビニ(?)「エンジェル24」の廃棄弁当を処分するという形に落ち着く。(ミヤコたちにとって屈辱に変わりはないが……)
兎たちの衛生問題
食糧問題は解決したが、4人の顔色は悪いまま。
どうやら暫く風呂に入っていない状態のようだ。最近のブルアカ、やたらと臭いを推してくる印象。
シャーレに連れ帰る以外で現実的に身体を洗う方法を考えた結果、ドラム缶を調達してお風呂として使う事に決定。
企業から廃棄予定のドラム缶をこっそり頂戴する「ニンジン作戦」が開始される。
モエが凄腕ハカ―なのか連邦生徒会長譲りの特殊な閲覧権限が残っているのか。
盗む訳では無いが不法侵入はする。ミヤコ曰く廃棄予定のドラム缶なので盗んでも問題ないという事らしい。
ちなみに場所はD.U.港湾。
指揮を執りたがるサキに指揮を任せたところ、警備員に見つかってしまい結局戦闘になりながらも、某伝説の英雄のようにドラム缶を頭から被りながら、何とか作戦は成功する。
ドラム缶を被った隊員に対して。這い寄る混沌……?
本当に女子校生だけなら兎も角、一応二足歩行の犬やロボットに見えるモブもいるが大丈夫だろうか……?
ありがとうございます。
女子高生が風呂に入っているところを、覗き見どころかガン見していた先生は、ミサイルでぶっ飛ばされたようだが何とか無事だった様子。時々考察がバカバカしくなるくらいギャグ時空になるよね。
路上生活者VSヒッピー
食料問題と衛生問題を一応の形で解決したRABBIT小隊だったが、あらぬ組織に目をつけられてしまう。
ある日、公園付近の市場で買い物を終えた後、謎の人物に麻酔を打たれて拉致される先生。
キヴォトスの命運を左右する程の重要人物なのに無防備すぎないか先生。
アロナ……?命に別状は無いと判断したか。
誰だお前!?
要するに働かずに廃棄弁当や要らなくなったアイテムを集めて食い繋いでいた放浪者集団。
廃棄弁当がRABBIT小隊に独占されている現状が気に入らず、焼肉弁当が破棄されたら自分たちに譲ってくれと先生に交渉するも、現場に駆けつけたRABBIT小隊によって組織を壊滅させられてしまう。
ちなみにスマホでSRTの生徒たちを呼び出すシーンでは、いずれの生徒も2コールで必ず応答する。やはりエリート。
絵面がもうシュール。
大雨によりキャンプ浸水
ヒッピーたちを倒してから数日後、キヴォトス広域で大雨が降る。
RABBIT小隊のキャンプは浸水に耐えられず、テントの支柱が倒れてしまい、弾薬も通信機器もダメになってしまった。
諦めようとする隊員たち。
それでも諦めないミヤコ。
心配で様子を見に来た先生は隊員たちと一緒にシャベルを持って排水路を整備し、何とか公園を浸水から守る事に成功する。
少しデレてくれた……のか?
ちょっぴり考察
・カルバノグの兎。
→アーサー王伝説を題材としたコメディ映画に出てくる殺人ウサギ。最近の創作だとボーパルバニーなど。
今のところ、これといった感じのエピソードは無いが
ヴァルキューレが手も足も出なかった恐ろしい戦力 →殺人(的強さの)ウサギ
廃校になった母校を取り戻そうとする強い意志 →洞窟の番人
と雑に解釈する事もできる。
・SRTの校章(羽の生えたヤギ)
→バフォメット?
正義の組織だが、悪魔の象徴を背負う?
防衛室長がどーも胡散臭い感じがするので、FOX部隊の事件も含めてまだまだ裏の事情がありそうな予感。
・フィンランドの武器
RABBIT小隊の銃はいずれもフィンランド製。
フィンランド神話やカレワラ(叙事詩)からモチーフを取ってきている可能性がある。
・カンナ
北欧神話モチーフの犬といえば番犬ガルム、あるいはそれと同一視されるフェンリル?
キヴォトスの獣人の中でも特徴が分かれるが、カンナさんは尻尾が生えていないようだ。※同じ犬系でもヒビキは尻尾あり
・アユム
鳥の翼が生えた天使っぽい種族は今の所トリニティにしか存在しない。
アユムはトリニティ出身?
更に黒い羽持ちは今の所正義実現委員会のみで、彼女らと何かしらの関係が?
・FOX小隊
ドラム缶のくだりでさりげなくメタルギアネタを挟んでおり、こちらもFOXHOUNDが元ネタ?
ワカモを追い詰めるスチルも狐狩りの猟犬=フォックスハウンドと捉える事もできる。まあ追い詰める方も犬じゃなくてキツネですけど……。
・RABBIT小隊
あくまでも名前が似ているというだけ。
ウサギチームは韓国の「Project Moon」により開発されたシミュレーションゲーム「Lobotomy Corporation」に登場する傭兵。世界観設定はSCP財団をリスペクトしており、管理AIの名前が総力戦ボスでお馴染みの生命の樹のセフィラ(ビナー、ケセドなど)だったりする。
この間のグローバル版のVTuberもSCP財団っぽい設定だった模様で、運営の中でSCPブームが来ているのかも?
・デカルト
元ネタというか名前はまんま「我思う故に我あり」で有名な哲学者。何故あんな悪役に……。
おわり
おわり。
まだまだ序盤なので、これからのストーリー展開を楽しみにしましょう。
最近はイラストを描くのにハマっている。万魔殿いっぱい描きたい。